2004/08/16

アルント選手が中指をたてたのは・・・

 ドイツに最初の銀メダルをもたらしたアルント選手はゴールで中指をたてて みた。「キャリガンに向けてじゃないわ。世界最高のスプリンターであるペトラ・ ロスナーを選出しなかったドイツの連盟に対してよ。もし彼女がいればもっと 違うレースができた。ドイツは金メダルを逃したようなものだわ。」  ドイツ連盟はバルセロナオリンピックの3000mパーシュート金メダルで今年の ドイツチャンピオンのペトラ・ロスナー選手でなく23歳のアンジェラ・ブロトカ選手を 選出した。  アルント選手は選考への不満から五輪への不出場をちらつかせたこともあった。 「確かに私の行動はよくなかったわ。でも私はトップ・スポーツ選手である前に 一人の人間よ。感情をコントロールできなくなることもあるわ。」  ロスナー選手が選出されなかったのは「コースが彼女に向いていない為」という のが連盟の言い分だ。ロスナー選手は「この五輪を私のキャリアのハイライトに したかった。でも連盟は私を拒否した。もっともな理由もなしに。だって男子では エリック・ツァベルが選ばれているじゃない。」  ドイツ自転車連盟会長は「あの行為で彼女は自分で自分の価値に傷をつけた ようなもの。よくない行為」 オリンピック連盟の会長も「もちろん彼女の銀メダル は嬉しい。でもスポーツマンらしくない行動は批判されるべきだ。」と厳しい発言。  なお、国際自転車連盟はアルント選手に対して、200スイスフランの罰金を 課した。  アルント選手とロスナー選手は同じチーム(Team Nurnberger)で走り、ライプ ツィヒで一緒に暮らす仲。そんな”友人”としての個人的な感情が出てしまったんで しょうね。 http://www.faz.net/imagecache/{1C8E53A4-C32F-4899-B068-3DEA4091A6D7}picture.jpeg