2005/02/27

複合個人スプリント

グルーバー選手「(ジャンプに関して)ちょっと宝くじにあたったようなものだよ。僕のときだけ向かい風が吹いたんだ。(クロカンは)とてもタフなレースだった。残念ながら最後までついていけなかったけど僕にとって5位はとても満足できる結果だよ。」
ゴットバルト選手「あっという間に大会が終わってしまったね。でもメダルがとれて嬉しい。」
インナウアー・ノルディック部長「素晴らしいチームだね。選手層がとても厚い。フィンランドをみてごらん。メダルなしで終わっている。今回はデニフルが怪我で不出場、シュテヒャーが病気になるというアクシデントの中素晴らしい結果を残した。ジャンプとあわせて4つのメダルを獲得した。我々の目標は充分に達成されたといってもいいと思う。今日のグルーバーは素晴らしかった。彼はチームの新しいメダル獲得候補だ。それに彼にはまだまだ才能がある
5)Gruber 11)Gottwald 14)Bieler 17)Bieler

世界選手権 最終日

大会を振り返って・・・ インナウアー・ノルディック部長
オーストリア・ジャンプ陣はこれまで大舞台で力を発揮できなかった。しかし今大会では2度の団体戦でいずれも金メダルを獲得することができた。この成功についてインナウアー氏が語った。
インナウアー・ノルディック部長「我々は過去の失敗から多くを学び正しい方法を模索した。素晴らしいチームだった。でもMorgiやHoelliにとっては少し残念だったかもしれない。なぜなら彼らは個人での成績にも期待がかかっていたからだ。でもジャンプの世界ではよくあることだ。彼らはトップレベルのジャンパーだし、調整もできていた。しかしその中でもトップのジャンプをしなくてはならない。さもないとチャンスは全くなくなるんだ。(個人でのメダルが獲得できなかったが)特に気にする必要はない。ノルウェイ、フィンランド、ドイツをみてみても公式練習では素晴らしいジャンプを見せていたが結果は3位や4位だ。だから2個の金メダルに満足しなければならない。選手はお互いにジャンプを称えあっている。その結果金メダルを2度も獲得できた。ただこれは選手の力によるものだけではない。コーチやその他のスタッフ、皆が素晴らしい仕事をしたからなのだ。」

今回もクールなヘルバルト選手
世界選手権団体戦で3度目の金メダルを獲得したヘルバルト。いずれも最もプレッシャーのかかるアンカーとして登場している。テレマークを入れるとすぐにガッツポーズをした。「金メダルだ!」と確信した瞬間だ。彼の精神力の強さはどこから来るのか?「僕は自分の実力を知っている。アホネンやヨケルソイにも勝てるジャンパーだってね。僕らは強いことを知っている。だからプレッシャーは少ないんだ。もし誰かがミスをしても充分カバーできるんだ。 ヘルバルトはロイツルとともに世界選手権金メダル獲得数でオーストリア歴代トップになった。紛れもなくオーストリアノルディック史に残る選手といえるだろう。「確かに素晴らしい気分だよ。でもアンディ・フェルダーがワールドカップで何勝しているかをみてごらん?バランスの問題だよ。世界選手権のメダルの数では僕の方が成功しているのかもしれない。ただアンディもとても偉大な選手だよ。」ヘルバルトは92年と98年の五輪でもメダルを獲得している。来年の五輪はどうするのか?「多分現役を続行するよ。僕は92年に3個の銀メダルを獲得している。もっとコレクションを増やしたいしね。メダルは出来る限りたくさん欲しいよ。それでなきゃ引退しているよ。」シーズン前には引退の噂もあった。「続けてよかったと思っているよ。2個の金メダルを持って家に帰れるなんて素晴らしい気分だ。」

ビドヘルツル選手と聖書の夕べ
アンディ・ビドヘルツルは週に一度は聖書を読むことにしている。なぜなのだろうか。「僕は心神深い人間ではなかった。でも昨年洗礼を受けたんだ。そうしたらもっと力と支えを与えられたような気がするんだ。」初めての金メダルを獲得したビドヘルツルを聖書を引用しながら語った。信仰は彼をより素直な人間にしてくれたという。聖書はいつも持ち歩いている。「家では毎週、聖書の夕べを持つことにしている。神を信じない人もたくさんいるが僕は信じる。ビドヘルツルは06年の五輪で大きな成功を収め引退したいと思っているわけではないよんだ。「いつも言っているけどできる限り長く飛び続けたいんだ。結果を残せるかぎり、健康でいる限り、僕は続けるよ。」
先日オーストリアで小さな復活があった。かつての世界選手権代表選手ヴェルナー・ラトマイヤー氏がフィラハで7年ぶりにジャンプをした。「ノーマルヒルがフライングか何かに見えたよ。」と感想を述べている。ゴルドベルガーの”発見者”であり71歳のリチャード、ディース氏も今でもHS=30で飛び続けている。

2005/02/26

ラージ団体戦

ヘルバルト選手「この世界選手権では最初の個人戦でよたよた歩いて、翌日に羽ばたいて、昨日の個人戦でよたよたして、今日また羽ばたくことができたね。」
モルゲンシュテルン選手「ここで2度も世界チャンピオンになれたよ。でも僕にはまだまだ長いジャンプ人生が残っている。今から次の札幌(での世界選手権)が楽しみだよ。」
ロイツル選手「僕らがとても強いチームだということはわかっていた。でも2回も世界チャンピオンになれるなんて考えてもいなかった。」
ビドヘルツル選手「本当に素晴らしいよ。2度も世界チャンピオンになれたんだから。」
ポイントナー・ヘッドコーチ「とにかく選手の気分を変えさせることに専念した。みんな落ち込んでいても何も得られないことを理解してくれた。モルゲンシュテルンはとても残念そうだった。でもなんとか元気づけることができた。」
インナウアー氏「金曜は確かに振るわなかったが、でもこれ以上何も望むことはない。」

1)Austria (Loitzl, Widhoelzl, Morgenstern, Hoellwarth)

世界選手権大会11日目

ゴットバルト選手3個目のメダルに挑戦
複合個人スプリントが明日行われる。ゴットバルトはもちろん優勝候補の一人だ。ほかにもアッカーマン、マンニネンら可能性のある選手は5人ほどか。「優勝の可能性のある選手はもっといるのではないか。スプリントだとクロカンで何だってありうる。」とゴットバルトは語った。2.5kmを3周するコースはとても厳しい。しかしそのクロカンこそが彼のアドヴァンテージだ。「3つの上りがあって最後は平坦が長く続く。僕好みのコースだ。」もちろんクロカンで逆転を狙うためにはジャンプで好位置につけることが必要だ。「何が起こるか予想するのは不可能だよ。」彼の作戦はジャンプで好位置につけた上でクロカンでの早めに仕掛けることのようだ。ゴットバルトはプレッシャーを感じていない。もう通算8個目(オーストリア新記録)のメダルを獲得しているからだ。「もし僕がクロカンで苦しければ、他の選手はもっと苦しいんだ。」彼は自分の強みを知っている。

シュテヒャー選手はOK
インフルエンザで団体戦に出場することができなかったシュテヒャーだが最後のスプリント戦には出場できるようだ。今日の公式練習後クロメシェク・ヘッドコーチはクライナーに変えてシュテヒャーを起用することに決めた。「マリオに出場させるのは状態が良くなっているように見えるからだ。昨日のクロカンのトレーニングでも特に問題はないようだったし、今日も良いジャンプを見せたからね。」クロメシェク氏も安心しているようだ。しかしシュテヒャーは「病気のあとでなんだかとても疲れている」と語った。フェルダー・コーチはシュテヒャーもメダル争いに加われると考えている。「マリオにとって上手くいけばいいと願っている。僕にとっては彼も優勝候補の一人なんだ。」 
4選手ともジャンプの調子は良いようだ。これ以上のトレーニングは必要ない。「あとは幸運を祈るだけ」とクロメシェク・ヘッドコーチは締めた。明日は強風が予報されている。
複合個人スプリント出場選手: Felix Gottwald, Michael Gruber, Christoph Bieler, Mario Stecher

2005/02/25

ラージ個人戦

ロイツル選手「なぜ笑顔かというとね、トレーニングで上手くいかなかったんだ。でも今日は誇れるジャンプだと思う。団体はまた金を目指して行きたい。フィンランド、ノルウェーとの厳しい戦いになると思う。」
ヘルバルト選手「良いジャンプだと思ったんだ。でも充分(な飛距離)じゃなかったね。もちろんがっかりしているさ。でも頭を切り替えて、明日の団体を頑張るよ。」 モルゲンシュテルン選手「思っていたような結果にならなかった。表彰台セレモニーにでたいと思っていた。でもこれが結果。」
ポイントナー・ヘッドコーチ「今日の結果をみると安全とはいえない。でも団体はいろいろなことが起こりうる。」
7)Loitzl 9)Hoellwarth 15)Morgenstern 17)Widhoelzl

世界選手権大会10日目

アホネン選手 メダル獲得数新記録
通算9個目(うち金-97,05個人 95,97,03団体)の世界選手権メダルはジャンプ史上新記録。

国境を越えて活躍するコーチたち
ケルンテン州出身のハインツ・クーティン氏は今シーズンからポーランドのヘッドコーチに就任した。オーストリアの旗でなくポーランドの旗を振ることに抵抗はないようだ。「全く問題ない。仕事は仕事だ。私はポーランドのために働けることを誇りに思っている。」今シーズンはオーストリアとザコパネでマリシュが優勝している。オーストリアの連盟とは報酬その他の条件で折り合わなかった。そしてポーランドからの誘いを受けた。シュテファン・ホルンガッハー氏も今シーズンからポーランドのジュニア・チームを指導している。フィンランド人でかつてオーストリアを率いてたレピステ氏はイタリア、コヨンコスキ氏はノルウェーを率いている。 スウェーデンチームを率いるユリアンティラ氏はフィンランド人、チェコチームを率いるバイツ氏はスロベニア人だ。更にドイツ。ジュバルツバルト出身のシュタイアート氏は12月からロシアチームを率いている。ハンナバルト、シュミットらを育てたノウハウをロシアでも生かすつもりだ。ロシアには才能ある若者が多くいる。ウラル地域からモスクワまで選手は集まってくる。「2ヶ月前には何もなかった。でも今ではラムサウでトレーニングをしているし、メダルについても話題に上るようになった。」地元の世界選手権で他国の選手の為に働くことに抵抗はないのか。「 素晴らしい世界選手権になって嬉しく思う。そしてロシアでの仕事は私にとって新しいチャンスだ。ドイツでは何よりプレッシャーが大きかった。24時間ずっとね。こんなのが正しいわけないよ。」 このシュタイアート氏の発言はオーストリアにも当てはまるのかもしれない

おまけ-このごろのハンナバルト選手
現在ハンナバルトはドイツの放送局のコメンテータとして世界選手権に参加している。彼が現役を続行するかどうかはまだオープンなままだ。結論を急ぐつもりはないようだ。「身体の調子を見てみたい。多分まだ時間がかかると思う。」と述べた。ドイツ・スキー連盟のPfüller氏は「もしハンナバルトが来年の五輪を目指すなら4月にはトレーニングを開始しなくてはならない。」ハンナバルトは何が何でも現役を続けたいと思っているわけではないようだ。「僕は道化師になりたくなんかない。そうなるくらいなら止める。僕はジャンプを愛している。でもジャンプは僕に何ももたらしてくれない。」ハンナバルトは”Burn our Syndrome”からは立ち直ったようだ。「僕は全く健康だよ。今は友人らと楽しく過ごしている。」とオリンピクチャンピオンは語った。

2005/02/24

世界選手権大会9日目

ゴットバルト vs アッカーマン
激しい戦いから一夜明けたこの日、ゴットバルトがアッカーマンとの勝負について語った。23日の団体戦は0.3秒差でドイツが2位、オーストリアが3位という結果になった。「ドイツには今2連敗だ。ドイツ対オーストリアは他国に対してと違う思いがある。」ゴットバルトとアッカーマンはいつもライバル同士だ。この二人の違いは何だったのか?「アッカーマンはゴール勝負に持ち込みたかった。僕は早めの勝負に出たかった。」クオピオでのワールドカップでゴットバルトはアッカーマンに同じようにゴール勝負で負けている。「でもオリンピックでは僕が3位、アッカーマンが4位だった。それに僕はゴール前のスプリントで出来る限りのことをやった。」ゴットバルトはゴールスプリントで負ける可能性を考え、最終周でアッカーマンの前に出たくなかった。しかし日曜の個人スプリントに向けて気持ちは切り替えてある。「団体で僕はジャンプの調子が良いことに気がついている。これはスプリント戦に必要なことだ。これが世界選手権の最後の競技だ。」と語った。

複合団体戦の写真
http://www.kleinezeitung.at/sport/specials/nordischewm/html/_669877/index.jsp?foto_index=1&serie_imperia_id=/sport/fotoserien/_672167

ゴットバルト選手のコメントより
「アルペンの世界選手権をテレビで見て思ったんだ。オーストリアでは金メダル以外は価値がないってね。でもね、懸命に戦って、その結果銅メダルで喜べないんじゃそれも間違いじゃないかなって思うよ。だってほとんどの選手がメダルなしで帰るんだから。」

ラージ個人戦にむけて
ロイツル選手「ラージではノーマルの時より多くの選手で争われると思う。ノルウェー陣はノーマルでは上手くいってなかったけどラージではトップ争いに入ってくるはずだ。」
ポイントナー・ヘッドコーチ「我々は高いレベルのジャンプをしている。ただ個人戦は誰にでもチャンスがある。何があるかわからない。」

ラージ個人戦にむけて-ビドヘルツル選手
ビドヘルツルは大きな台で力を発揮するタイプだ。彼は今シーズンワールドカップ勝利をクルムのフライイングで挙げている。明日行われるラージをビドヘルツルは楽しみにしているようだ。「団体での金メダルが僕に自信を与えてくれたんだ。」この28歳のチロラーは世界チャンピオンになる力をもちながらも大舞台で成功しない。「僕はこれまでも戦い続けてきた。でも前回の世界選手権とオリンピックは僕に合わなかった。」Swiderはそれぞれ異なった理由で01年,03年の世界選手権、04年の五輪をで結果を残せなかった。しかし今回はまず団体金メダルを獲得した。「団体で勝てたことで僕はチームが僕を支えてくれていることがわかったんだ。」彼は世界選手権で4戦とも出場することになっている。そしてメダル獲得数を増やしたいと考えている。「僕はラージの方が得意だ。もしノーマルのときのような向かい風が吹けば僕は強いと思う。とにかくもっとメダルが欲しいんだ。」と2児の父親は自信をみせた。

2005/02/23

複合団体

ゴットバルト選手「僕にとって残念だったのは銀メダルの可能性があったの・・ってことだ。また銅メダルになってしまったけどメダルはメダルだ。僕は成り行きを想定せず走っていた。でもアッカーマンは狙いをしっかり定めていたね。」
クロメシェク・ヘッドコーチ「残念だったのはアッカーマンが引くのを止めたことだ。私は金目指して(アッカーマンとゴットバルトが協力して)攻めて欲しかった。5kmあればなにが起こるかわからない。弱さを見せる可能性もある」
3)Austria(Gruber, Bieler, Kreiner, Gottwald)

世界選手権大会8日目

複合団体銅メダル!
「とてもハードなレースだったよ。僕らはベストを尽くした。それにとっても幸せだよ!」グルーバーは語った。この4人から笑顔を奪うことは出来なかった。前半のジャンプでノルウェーから19秒しか話されなかった。そしてクロカン終了後には7.4秒になっていた。今日のジャンプの出来はすばらしかった。フェルダーコーチが連覇の為に熟慮したオーダーだ。グルーバー((130,5/133), クライナー(117,5/121,5), ゴットバルト (129/124) そしてビーラー (129/130,5)とほぼパーフェクトな出来だ。クライナーは昨日出場ば決まったが心の準備は出来ていた。「フェリックスが昨夜スケートシューズをもってジャンプのトレーニングに行こう!って誘うんだよ。」複合チームはいつも家族のように見える。「連覇を逃したが失敗レースか ?」との問いに「えっ?決して敗北なんかではない。」とクライナーは言った。ビーラーはまだコメントを発していない。彼にとって団体銅メダルは「悔しい結果なのかもしれない。」

ゴットバルト選手-通算8個目のメダル
団体銅メダルを獲得し通算8個(金1、銀2、銅5)オーストリア歴代記録を塗り替えた。

ジャンプ・ラージ個人/団体メンバー
「金メダルメンバーを変える必要はない。」ポイントナー氏は言い切った。もちろんリーグルは公式練習で素晴らしいジャンプを見せた。ただ他の選手も同様に素晴らしいジャンプをしたのだ。ヘルバルトは水曜は家族と時間を過ごした。他の団体金メンバー3選手は好調だ。「ビドヘルツルの調子が確実に上がっている。まだ完全ではないけどね。モルゲンシュテルンとロイツルも良い。」ポイントナー氏は分析した。「我々は4人の強いチームを持っているだけでなく、5人目の選手が最強だ。」とリーグルを使えないこと悔やんだ。リーグルの成長を認めるとともに3月のプラニッツァでのフライングに向けての楽しみとしている
ラージ出場選手:Hoellwarth, Loitzl, Morgenstern, Widhoelzl

追記 ;)
ゴットバルト選手の恋人Alexさん。。。テレビに映りすぎでしょう(笑)

2005/02/22

世界選手権大会7日目

複合団体-シュテヒャー選手抜きで連覇を目指す
 世界選手権団体連覇をシュテヒャー抜きで目指すことになった。27歳のシュテヒャーは体調が良くならず出場を断念した。最後のスプリントに賭ける。クロメシェク・ヘッドコーチはシュテヒャーの代わりにクライナーをノミネートした。「決断は自分でした。まだ100%じゃないことを気づいていたから。今の体調だと5kmのクロカンで1分失ってしまう。デビッドのジャンプをみて充分安定していると思った。」シュテヒャーはクライナーと比べてジャンプでは勝っている点については触れなかった。シュテヒャーは昨日・今日の公式トレーニングで3位の記録を残している。ただ脚に力が入らないという。注射や点滴は何の助けにもならない。「今でも食事がちゃんと取れない 」と語った。
クロメシェク・ヘッドコーチはそれでも自信満々だ。「マリオにはすまないと思うけど、それでも自信はある。デビッドは素晴らしいファイターだ。私はこのメンバーに100%自信を持っている。」ライバルはドイツ、フィンランド、ノルウェーになる「長い間、待ち望んでいた日がやってくる。でも結果だけを追いかけるのではなく楽しみたい。そして他国の様子をみてみたい。」ゴットバルトは語った。フェルダー・コーチはシュテヒャーが出られないことを気にしているようだ。ジャンプの調子が上向きだったからだ。「でもビーラーとグルーバーはいつもトップジャンプをする。ゴットバルトもクロカンで盛り返せる範囲にまとめる。デビッドの調子も上がっている。
クロカンでは2.5kmのコースをそれぞれ2周する。ジャンプ後に作戦を立て出走順を決めるという。いずれにせよ最後はゴットバルトとドイツのアッカーマンの最終走者で争うことになるだろう。世界選手権2連覇のアッカーマンは「いずれにせよ、メダルはとりたい。」世界選手権2位のキルヒアイゼンは「全て順調に行けば金メダルがとれるはずだ。」と自信を見せた。

クライナー選手の復活!
4年前クライナーは世界ジュニアチャンピオンになり、ラハティ世界選手権団体銀メダルを獲得しワールドカップ総合でもトップ10に入った。複合界でキャリアを咲かせようよしたときに不運にあった。01年8月山で転落事故にあったのだ。脊椎を2本折り、内臓にも衝撃を受けた。しかし世界選手権シーズンに復帰し明日の団体メンバーにも選ばれた。彼はシュテヒャーの代わりであることをわかっている。「デビッドの復活は本当に感動的だ。」クロメシェク・ヘッドコーチは23歳のチロラーを褒めた。「彼は鉄の意思を持っている。また戻ってこようとした。」クライナーは事故の数ヵ月後にはまたトレーニングを開始していた。事故後、彼の競技に対する姿勢も変わった。「事故前はスポーツが人生の最優先だったんだ。でも今は他にもいろいろ大切なものがあるって思うようになった。」世界選手権に向けて調子も上がってきていた。直前のPragelatoでは6位に入っている。明日はクロカンが重要視される。それでもファイターであるクライナーはチームに貢献するであろう。

ジャンプ・ラージヒル公式練習
リーグル選手がオーストリア勢ではベストジャンプを見せたものの交代はなさそうだ。「ノーマルでの最初のトレーニングに比べて調子も上がってきた。」とビドヘルツルは自信を見せた。しかしビドヘルツルはまだジャンプに問題を抱えている。「まだ飛び出しの方向が安定しない。」と語った。

ノーマル団体が世界選手権から消える?!
オーストリア・チームはこのタイトルを守ることが出来なくなりそうだ。ノーマル団体が世界選手権から消える方向に向かっている。いずれにせよ07年の札幌、09年のリベレッツの2大会ではかつてのように、ノーマル個人、ラージ個人、ラージ団体の3種目になることが決定されている。オーストリアにはつらい決定だ。これまでノーマル団体が採用された3大会中2大会を制しているからだ。「私はノーマル団体は素晴らしいと思うけどね。でもノーマルの役目は小さくなってきている。それでも僅差になるのでチーム力を測るのに良い種目だと思う。」とインナウアー氏は語った。

ノーマル団体戦の写真
http://kurier.at/bilderdestages/900561.php

2005/02/21

世界選手権 大会5日目

ポイントナー氏による4人の性格分析
おそらくスポーツの中で最も美しい瞬間といえるのではないか。一人一人全く違う個性を持った四人が一人ずつ戦いチーム優勝を勝ち取る。この場合はウォルガング・ロイツル、アンドレアス・ビドヘルツル、トーマス・モルゲンシュテルン、マルティン・ヘルバルトのことだ。「彼らは全く違う個性を持っている。でもお互いに良い影響を与えている。」とポイントナー氏は分析した。ポイントナー氏は99年~02年までコーチの一人として働いていた。その頃から彼らとともに成功を収めたいと思っていた。「本当に小説にでもなりそうだよ。」特に極めて冷静なヘルバルトといつもセンシブルなビドヘルツルについてだ。ポイントナー氏が4人の個性について分析を試みてくれた。
"Der Phlegmatiker" - Wolfgang Loitzl(鈍重な人)
「彼は確かにここ3~4週間きっちり調子を上げてきた。Wolfiといるといつもこんな気分になるんだ。『彼は全く逆のことをしたいのかな。それとも今までと同じことをしたいのかな?』って。」ポイントナー氏は彼にもっと勝利への執念を身に着けて欲しいと願っている。「彼は歯を食いしばることを学ばなければいけない。彼には高いポテンシャルがあることはみんな知っている。それをスポーツ界で発揮するためにはもっと厳しくならなければならない。私は彼がそれに気づいてくれることを、これからも成長してくれることを信じている。」
"Der Sensible" - Andreas Widhoelzl (賢い人)
2児の父親であるビドヘルツルは4年前のリップブルガー氏の事故の影響を強く受けた。リップブルガー氏こそがビドヘルツルに自信を与えてくれた人なのだ。リップブルガー氏のことはひと時も忘れたことがない。「"Liss"はいつも僕らのそばにいるのさ。なぜなら彼は僕らに温かみを与えてくれたからさ。」ビドヘルツルはあの事故を乗り越え大きく成長した。この28歳のチロラーは「聖書をよく読むんだ。」と語った。「彼の成長は考え方やなんかだけでない。表情や身振りにも表れている。5年前の『 Sportprodukt Widhoezl』と、今の彼は全く違うビドヘルツルなんだ。」
"Der Ungeduldige" - Thomas Morgenstern(せっかちな人)
「彼はダイヤモンドの原石だ。彼には勝者に必要なメンタリティを既に持っている。そして彼は毎日何かを学んでいる。私たちはいつか彼に教えなければならない。歩んできたのは狂気の道なんだってね。彼はまだいろいろ学ばなければならない時期だ。あれこれ考えるんじゃなくってね。もし彼が何かを変えたいなら、明日からでも始めたい。」
"Der Selbstbewusste" - Martin Hoellwarth (自信の人)
「お手本のような選手だ。彼は成果に裏づけされた自信を持っている。私は彼がまだ高校生だった頃から知っている。そう、17歳でオリンピック銀メダルを3つ獲得したころからね。その後不調になったこともあるが、今2度目の全盛期を迎えている

ポイントナー氏に関して
2週間前にポイントナー氏はKematenの家を引き払ってオーベストドルフへやってきた。今は妻のAngelaがインスブルクへの引越しに追われているところだ。「ワーカホリック」であるポイントナー氏が年中ジャンプに集中できるようにだ。Max(8) Nina(6) Paula(もうじき2才)の3人の父親であるポイントナー氏だが、時には携帯電話の電源をオフにして仕事に集中する。 初の大舞台で金メダルをもたらした。「厳しいトレーニングの成果だ。」と語った。
1971年に生まれ選手としてのキャリアはユニバーシアードでの団体優勝などがある。95年からチロル州のコーチを務め、99年からはナショナルチームのコーチも務めた。その後インナウアー氏にコンチネンタルカップを率いるよう命じられた。「それぞれの段階で良い経験をさせてもらった。リップブルガー氏やインナウアー氏からも多くを学んだ。」成功の秘訣のひとつにはノルディック部長であるインナウアー氏との協力関係にもある。「(インナウアー氏は)私のボスにあたる。でも全てのことをお互い徹底的に話しあい、解決策を見つけ出す。トニーの野心がなければ世界チャンピオンにはなれなかった。」インナウアー氏はポイントナー氏とともに前任者のレピステ氏の仕事も認めている。「(レピステ氏のときに)潜在能力をつけ、(ポイントナー氏が)それを開花させた。いつも良いコーチ陣に恵まれていた。」
「最初の試合を大成功させたが、24時間後には次の試合に向けて準備しなければならない。しかしこのチーム・スピリットがあれば同じような結果になると思っている。」とポイントナー氏は語った。

2005/02/20

金!金!!金!!! ノーマル団体

ポイントナー・ヘッドコーチ「本当に涙が出てきそうになった。言葉で表現できないよ。モルギィが試合を面白くしてしまったね。 でもヘリーが決着をつけてくれた。それにしてもみんな素晴らしいジャンプだった。ビドヘルツルとロイツェルもきっちり役割を果たした。」
ヘルバルト選手「全く心配していなかった。とにかく良い結果を得ることだけを考えていたし、その力があると思っていた。別に珍しいことじゃないよ。でも昨日の仕返しのようなものだよ。今日、僕らはは本当は如何に強いチームだのかということを証明できた。昨日はみんなががっかりした。でも今日僕らは勝つことができたんだ。」
ロイツル選手「最後にはラハティのように競った結果になったね。だからとても嬉しい。僕らは今日、疑いを晴らしたんだ。昨日だって普通のコンディションならみんな上位に入ったんだ。」
ビドヘルツル選手「僕はとってもナーバスになっていて最後はほとんど見ることができなかった。ラスト・ジャンパーをヘリーが努めてくれて嬉しかった。でもヘリーがしっかりやってくれた。みんなの力での素晴らしい結果だと思う。モルギィのようなこと(2本目)は起こりうることなんだ。でも今日の僕らは最強のチームだった。僕自身も良い仕事ができたと思う。」
モルゲンシュテルン選手「言葉にできないよ!チーム優勝って狂喜の沙汰だよ。1本目はすごいジャンプができた。ヘリーの貢献に感謝したい。この喜びは僕がジャンプを続けるかぎり続くよ。」
1)Austria (Loitzl, Widhoelzl, Morgenstern , Hoellwarth)

世界選手権大会5日目

ノーマル団体金メダル
ロイツル、ヘルバルト両選手はラハティ以来2回目の団体金メダル。 28歳のビドヘルツル選手はその長いキャリアで初の金メダル獲得。18歳のモルゲンシュテルン選手ももちろん初めての金メダル。ゴルディとインナウアー氏のコメントは以下と通り。
ゴルドベルガー(ORFコメンテータ)「仲間たちの成果を誇りに思うよ。最後は少し怖かったけどね。」
インナウアー・ノルディック部長「コーチと選手のことを、彼らの成功をとても嬉しく思う。昨日の個人戦のあと批判もあった。しかし我々のチーム力を低く見られただけだった。特にロイツルとヘルバルトの力を。」

複合団体公式練習
今日もフィンランドの16歳Koivuranta選手が素晴らしいジャンプを見せた。オーストリア勢は日曜の公式トレーニングには参加しなかった。

複合個人戦表彰式の様子
ゴットバルト選手のHPよりhttp://www.felixgottwald.at/59.0.html

2005/02/19

ノーマル個人戦

ヘルバルト選手「僕はいつも同じジャンプをした。でもこのような結果になって残念だ。僕は理解できないんだ。なぜ今日みたいなコンディションの日に試合をするのか。」
モルゲンシュテルン「僕は1本目を1.1mの向かい風でジャンプをしなければならなかった。最初の方の選手は2.9mだったけどね。」
ロイツル選手「(1.5m差でメダルを逃したが)1本目にもっとコンディションがよければ3m遠く飛べたはずだ。そうすれば2位になれた計算だ。」
6)Loitzl 12)Hoellwarth 18)Morgernstern 25)Widhoelzl

世界選手権 大会4日目

ビドヘルツル選手とリーグル選手の交代?!
 ポイントナー氏はビドヘルツルの25位を受け、団体戦でリーグルとの交代を匂わした。「ビドヘルツルのジャンプはまずいね。大舞台で調子を崩すのをストップしなきゃだね。」考える時間はわずか24時間。「でもこれまで調子が良かったし。」と語った。今回コメンテータを務めるゴルドベルガーは「とにかく今日の結果について考えるのはよして、次の試合に向けて準備しなければいけない。」と語った。

世界選手権7個目のメダルを獲得したゴットバルト選手
 ゴットバルトが予想通りオーストリア勢で最初のメダル獲得者となった。昨夜はとても長い一日となったようだ。試合後のテレビインタビュー、表彰式、オーストリア・スキーハウスでの会見。彼はゴール時にガッツポーズらしきものを全くしないと決めていた。まだ周回遅れの選手がたくさん走っていたからだ。オーストリア勢は91年のクーンツ氏以来、個人での金メダルがない。「僕はいつだって金メダルがとれるって信じているんだ。リスクを犯してアタックした。だって6位になるか3位になるかだからだったからね。僕は自分の小さなチャンスに賭けたんだ。 差はとても小さかった。10人の選手がメダルをとる可能性があった。」水曜には団体戦が控えている。そしてスプリントもある。もちろんゴットバルトは両方ともメダルを獲得するつもりだ。「いつも団体でのメダルが僕らの目標だ。もちろん03年の団体タイトルを守りたいと思っている。今回は少なくとも4カ国にチャンスがあると思っている。」ゴットバルトは五輪、世界選手権あわせて10個目のメダル獲得となった。おそらくオーストリアのノルディック勢で最も成功した選手となるであろう。

2005/02/18

複合個人戦

ゴットバルト選手「またメダルに届くことができてとても幸せだ。僕のFighting Spritが受け入れられたんだと思う。僕はメダルを取れると信じていた。そしてまたひとつメダルのコレクションが増えて嬉しい。そして(オーストリア勢最初のメダルなので)オーストリア・チーム全体のプレッシャーを和らげることができたんじゃないかな」"
クロメシェク・ヘッドコーチ「望んだ以上だ。フェリックスが早い段階でアッカーマンのグループに追いついたのには驚いた。彼のクロカンは特別だね。」
3)Gottwald 6)Gruber 11)Bieler 25)Stecher

世界選手権 大会3日目

ノーマル予選 ロイツル選手トップ通過 ロイツル選手「良いジャンプができるってわかっていたよ。おそらく3-5選手の争いになるだろうね。僕はアウトサイダーの中では有力な候補じゃないかな。」
ポイントナー・ヘッドコーチ「(ロイツルの予選トップ通過に)素晴らしい出来だ。彼にはもともとポテンシャルがあってそれを正しい時に発揮しているんだ。」
予選順位 1)Loitzl 10)Moegenstern 13)Hoellwarth 35)Widhoelzl

目標は団体戦
ポイントナー・コーチ「私には二つの大きな目標があった。高いモラルを持った強いチームを作ること。そしてそのチームで成功すること。しっかりと宿題はこなしてきた。あとはそれを証明するためにメダルが必要だ。」
ヘルバルト選手「団体でのメダルは必須だ。もし個々が仕上がっていれば団体のメダルは自動的に手に入るはずだ。」
モルゲンシュテルン選手「(前回の世界選手権は)旅行者気分だった。そしてノーマルに出場して16位になれた。でも今回は違う。優勝候補の一人だと思うし、それに今シーズンは7回表彰台に上がっているからね。ここでは3万人以上の観衆が集まってくる。今から本番が楽しみだよ。」
ビドヘルツル選手「ここのノーマルはフィラハの台に似ている。そのフィラハで今シーズン国内選手権を勝っている。そのことが僕に自信を与えている。団体は大きなチャンスだと思っている。強い選手を5名連ねているのはオーストリアだけだと思う。」
ロイツル選手「僕の目標は団体ノーマル、ラージともに出場すること。だって両方ともメダル獲得のチャンスだからね。」
19日個人ノーマル出場選手:Widhoelzl, Hoellwarth , Morgenstern . Loitzl

2005/02/17

金曜の複合個人戦の出場選手は。。。

 先のワールドカップで2年ぶりの勝利を挙げたゴットバルトがメダルに挑む。「明日が最初のメダルのチャンスだ。団体、個人ともに自信はある」とクロメシェクヘッドコートは語った。 出場選手は4名。ゴットバルト、シュテヒャーの他にビーラー、グルーバーと予定通りの布陣だ。「オーストリアは5名強い選手がいる。他のチームにとって羨ましい状況だろう。」とビーラーは語った。 ただ心配もある。シュテヒャーが風邪を引いている点だ。「完璧な体調ではない。今夜様子をみてみたい。」とシュテヒャーは語った。選手の採集登録は金曜日の午前8時。もし選手の交代が行われる場合、早朝での決断が要求される。 もちろん複合勢の期待はゴットバルトだ。「僕はこのような大舞台をどのように戦ったらいいか知っている。そして僕のコレクションにまだ足りないものも分かっている。」彼は大舞台での個人金メダルをまだ獲得していない。「もし僕のポテンシャルを100%発揮できた時の僕の位置も分かっている。」 しかしライバルも眠っているわけではない。今シーズン8勝を挙げているマンニネン、今シーズン6勝の地元アッカーマン、ノルウェー勢も侮れない。3.75kmのコースを4周する。ゴットバルトは難しいコンディションになることを望んでいる。ノルディック世界選手権で個人の金メダルは91年のハインツ・クーンツが最後だ。「みんなもう10年以上も 待っているんだ。」とゴットバルトは語った。

ORF解説はゴルディ!

 ゴルディが急遽オーベルストドルフへ行くことが決まった。但しORFのコメンテータとしてだ。「彼は何年もオーストリアスキー界を引っ張ってきた選手だ。彼と仕事が出来ることを嬉しく思う。彼のジャンプでの経験と知識で放送の質の向上に貢献してくれるのでは」とORFのオーベンハウザー氏。「ORFが僕にエキスパートとして声をかけてくれて嬉しく思う。」とゴルドベルガーもやる気だ。「僕は選手から直接コメントを取り、それぞれの選手の結果に対するコーチの意見を伝えるつもりだ。その他にも面白いものを拾ってきたい。そして試合の解説ではそれらを織り交ぜて、僕自身で試合を分析するつもりだ。多くの視聴者が満足するよう全力をつくすつもりだ。」

2005/02/16

世界選手権開幕!

水曜に予定されていたジャンプ公式予選は木曜・午後に延期。

複合勢は公式トレーニングに不参加。

オープニングセレモニー、 旗手はビドヘルツル選手
2月27日まで51カ国550名の選手で競われるノルディック世界選手権がドイツ。オーベルストドルフで開幕した。今日の開幕式にはおよそ2万人の観衆が訪れた。大会期間中計30万人の観客が見込まれている。オーストリアは旗手のビドヘルツルを先頭に入場行進に参加した。旗手の役割はビドヘルツルツルからヘルバルトに予定通り受け継がれた。開会式はおよそ1時間30分で終了した。
旗手を務めるビドヘルツル選手 http://www.kurier.at/mmedia/16.02.2005/1108579608_3.jpg

ノルディック世界選手権のメダル獲得数歴代記録更新なるか?
歴代オーストリア勢のメダル獲得数ではゴルドベルガー選手が7個、ゴットバルト選手が6個。今大会の結果によってはゴットバルト選手がオーストリア歴代記録を更新する可能性がある。

2005/02/15

チーム内での予選はなしで。。

 今回はこれまでと違う。ストレスも余計なエネルギーもいらない。公式練習を通してのチーム内での予選は行われない。ポイントナー氏の強い要望だ。「何のメリットもない。僕は公式練習で選手に無駄な力を使わせたくないし、余計なプレッシャーを与えたくない。」ポイントナー氏は1カ国6人枠にもかかわらず5選手のみを選んだ。 しかもゴルドベルガーでなくフライングの得意なリーグルを5番目の選手に選んだ。 成績による人選だ。「リーグルは今シーズン トップ15に3回なっている。そして調子も上向きだ。僕はリーグルはもっと上にいける選手だと思っている。」 
 ゴルドベルガーは「 スキーにでも言ってくるよ。」と語った。もしかしたら引退について考えるのかもしれない。彼にはユーロスポーツのコメンテータとしてのオファーも来ている。
 リーグルの世界選手権での役割ははっきりしている。補欠選手だ。前回の世界選手権、五輪とオーストリアジャンプ陣は期待された結果を残すことができなかった。「今回は違う」とポイントナー氏は自信を持つ。「他のチームがミスを犯さなくても充分にメダルを取る力はある。」土曜のノーマル出場選手は既にノミネートされている。ヘルバルト、モルゲンシュテルン、ビドヘルツル、そしてロイツルだ。水曜の公式練習の前にSeefeldでノーマルの調整を行う予定だ。01年の世界選手権ではノーマル団体で金メダルを獲得している。オーベルストドルフでは01年以来の団体メダルを目指すことになる。

複合もチーム内の予選はなし。。

 03年世界選手権で団体金を含む3つのメダルを獲得したゴットバルトを始めとする複合勢は世界選手権のオープニングセレモニーで”赤-白-赤”の旗を振ることを断念した。「ウチの選手は(セレモニーに)行かないよ。本番の2日前に寒い中に数時間過ごすなんてリスキーなことはさせない。」とクロメシェク・ヘッドコーチ。クロメシェク氏は6名の選手をノミネートした。うちゴットバルト、シュテヒャー、ビーラーの出場は決定している。残りの一枠をミヒャエル・グルーバーとクライナーのどちらかになる予定だ。ベーンハルト。グルーバーはマテリアルテストを行わせる為に連れていく。「チーム内で予選をするつもりはない。誰が出場するかシンプルに決定するつもりだ。」金曜にメダルを目指して個人戦が行われる。

ゴルディ抜きの世界選手権

「なぜつらいかって? そりゃどうにもならないからだよ。」ゴルドベルガーはAlpendorfの山小屋で答えた。ワールドカップで通算20勝を上げながらも世界選手権の代表にはノミネートされなかった。ポイントナー・ヘッドコーチは実績のある32歳のゴルドベルガーでなくリーグルを選んだ。しかしリーグルの役割はあくまでもビドヘルツル、ヘルバルト、モルゲンシュテルン、ロイツルに何かがあった場合の補欠要員だ。ゴルドベルガーは連盟の決定に納得できてないようだ。「Pragelatoではチームで5番目の成績だったじゃないか。」リーグルはチームで6番目の成績だった。「誤解があるようだ。私はPragelatoの成績で選手を選ぶと言った覚えはない。Pragelato戦のあとで選手を決定すると言ったんだ。」とポイントナー氏は答えた。 しかしゴルドベルガーは不満げだ。「もし彼がトップ・アスリートならチームの決断を受け入れるべきだ。私はリーグルを選んだ。なぜなら練習でも本番でもいいジャンプをしていたからだ。ゴルディの調子は下降気味だった。」
ゴルドベルガーはここで木曜までスキー休暇をとる予定だ。「その後トレーニングに戻るよ。3月20日まではやるよ。」3月20日にプラニッツァでフライングが開催される。競技史上初めて200mジャンプを達成したのはゴルドベルガーだ。これがゴルディの最後のジャンプになるのか?「どうかな?まぁみてみようよ。」と語った。

「3~4個のメダルを。。。」

 ジャンプ・複合部門の部長であるインナウアー氏はオーベルストドルフでのメダル獲得数は3~4個と予想している。ゴルドベルガーに関して「今シーズン彼に何度もチャンスを与えてきた。しかし彼はそれらを生かすことが出来なかった。」と語った。ゴルドベルガーのマネージャーであるフェデラー氏は「代表から漏れたこと自体は彼の今後の進退に影響をさして与えないだろう。06年の五輪を目指す可能性もある。いずれにせよシーズン後に決定する。」と語った。 ジャンプ・複合ともにインナウアー氏の責任下にある。両競技とも先のPragelatoで良い成果を残している。そして両競技ともワールドカップ勝利を挙げている。しかし楽観的になりすぎるのも危険だ。前回のVal di Fiemme そしてSalt lake City五輪の例がある。インナウアー氏によると「もちろん我々はノーマルでもラージでも優勝候補だ。複合も同様だ。団体のタイトル保持国だ。」 おそらくチーム力の高さからくる自信であろう。

2005/02/14

ノルディック世界選手権代表

 オーストリアのノルディック・ファンは最大の人気者抜きで世界選手権を楽しまねばならない。今日、オーストリアスキー連盟はノルディック世界選手権代表メンバーを正式に発表した。ジャンプが5人、複合が6人最も注目すべき点はアンドレアス・ゴルドベルガーが選出されなかったことだ。ゴルドベルガーは団体金メダルを再び目指すことができなくなった。 「彼にはこれまで何度もチャンスを与えてきた。しかし今年はチャンスを生かすことができなかった。」とインナウアー氏は語った。この32歳のオーバーエーストライヒャーは次のシーズンにこだわりを持っているわけではない。ゴルドベルガーのマネージャーであるフェデラー氏は「彼はシーズン残りに向けて準備していく。」と語った。ゴルディの進退に関してはシーズン後に決めるという。
Jump:Martin Höllwarth, Thomas Morgenstern, Andreas Widhölzl, Wolfgang Loitzl, Florian Liegl
Kombined:Felix Gottwald, Mario Stecher, Michael Gruber, Christoph Bieler, David Kreiner, Bernhard Gruber

2005/02/12

2005.02.12 Pregelato (team)

ポイントナー・ヘッドコーチ「もちろん優勝を狙っていたが素晴らしい結果だ。今日はコンディションがとても厳しかった。(ロイツル選手を褒めて)彼はもちろん代表候補だし、今シーズンはトップ10の成績を残している。そして今調子を上げつつある。」
1)Austoria (Widhoelzl,Loitzl, Morgenstern, Hoellwarh)

代表選手は日曜にインナウアー氏と話し合いの上、月曜に発表するとのこと。ORFは19日の団体メンバーに加えリーグル選手までが当確なのでは?と予想しています。

2005.02.12 Pragelato

ゴットバルト選手「世界選手権の前に勝ててよかった。これでマンニネンも自分を倒す選手がいるんだってことを認識するだろうね。」 1)Gottwald 6)Kreiner 8)Stecher 15)Bieler 25)Zainer

2005/02/11

2005.02.11 Pragelato

ポイントナー・ヘッドコーチ「今日はとても厳しいコンディションだった。それでもトップ13に4選手送り込めた。(世界選手権の人選について)厳しい人選になるだろう。」
3)Morgenstern 4)Hoellwarth 10)Widhoelzl 13)Loitzl 25)Goldberger 39)Liegle 44)Kofler

  代表選手は月曜に発表される予定。

2005.02.11 Pragelato(team)

クロメシェク・ヘッドコーチ「ジャンプの状態は良いようだ。ただ、今日は(クロカン)の板の選択が間違ったね。」
4)Austria 1(Bieler Gottwald Stecher) 11)Austria2 (Gruber Kreiner Zauner)

グルーバー選手が140.5mのバッケンレコードを記録!

2005/02/10

世界選手権前の最後の試合はオリンピックシャンツェ

 Pragelatoでのワールドカップはとても重要な大会となる。1年後に控えたオリンピック・シャンツェでの大会であると同時に目前に迫った世界選手権前の最後の大会となるからだ。 「冬のうちに多分何度かこの台でトレーニングすることになるんじゃないかな。あとは夏にもトレーニングできるし。」さらに「ジャンプ台自体にクセはないようだ。」とポイントナー氏は語った。 誰が世界選手権に出場するのか。ヘルバルト、モルゲンシュテルン、ビドヘルツルは確定だ。木曜の予選にはこの3選手のほかにロイツル、リーグル、ゴルドベルガー、コッフラー、シュナイダーが挑む。ポイントナー氏はまだ世界選手権の人選を決定していないようだ。ロイツル、コッフラーにはチャンスがあるだろう。ゴルドベルガーはどうか。たとえ彼にとって最後のシーズンとなるとしても世界選手権のタイトル争いに加わることは厳しそうだ。「もちろん彼にも扉は開かれたままだ。」 ゴルドベルガーは代表から漏れた場合シーズンを終了することになりそうだ。

2005/02/09

複合勢は休暇を終えて。。。

 太陽降り注ぐスペインでの休暇後、2月3日ー9日までSeefeldでトレーニングを行った。オーベルストドルフでの世界選手権に向けて順調に仕上がってきているようだ。クロカンのトレーニングではヘルゲ・バルトナー氏のもとテクニックを磨くトレーニング、スピード・トレーニングが行われた。ジャンプはSeefeldでノーマル、Bergiselでラージのトレーニングだ。目的はもちろん世界選手権にむけたマテリアルの最終チェックだ。
ゴットバルト選手「ゼーフェルトではチームが理想的なトレーニングを行えた。だから次の試合にも落ち着いて臨める。オーベルストドルフでのトレーニングからずっとハッピーなんだ。だって全て予定通りに事が進んでいるからね。世界選手権はすぐそこだよ!」
グルーバー選手「僕の目標はシーズン開幕のトロンハイムでのジャンプをもう一度見つけることなんだ。ノーマルは大体OKだ。後はラージだね。クロカンに関してはとても満足している。この5日間のトレーニングの成果にとても満足している。僕にとっては今週末に世界選手権が始まってもいいくらいだよ。」
ビーラー選手「クロカンのスピード・トレーニングとジャンプの最後のトレーニングで世界選手権には100%で臨めることがわかった。週末のPragelatoでの試合は他のワールドカップ同様普通の試合だ。でも僕らは良い感じで臨めるんだ。」
シュテヒャー選手「リカバリー休暇ということもあってとても質の高いトレーニングだった。ノルウェーからの専門家・バルトナー氏の下でクロカンのテクニックと、正しいジャンプを探ること両方とも一歩前進したんじゃないかなって思う。全体的には予定通りに仕上がっている。」
クライナー選手「天候とトレーニングのコンディション両方に恵まれたね。加えて世界選手権前にチームみんなでトレーニングできて良かった。世界選手権に向けてみんながひとつになれるからね。」

2005/02/06

2005.02.06 Sapporo

3)Morgenstern 4)Hoellwarth 6)Liegle 13)Schneider 19)Koch 30)Mueller 37)Kofler 38)Schwarzenberger

2005/02/05

2005.02.05 Sapporo

2)Morgenstern 4)Hoellwarth 18)Kofler 24)Koch 25)Liegle 31)schneider 36)Mueller 38)Schwarzenberger

2005/02/01

複合世界選手権メンバー

Felix Gottwald, Mario Stecher, Christoph Bieler, Michael Gruber , David Kreiner, 5選手と補欠選手としてBernhard Gruber の6選手に決定。

札幌メンバーは。。

ビドヘルツル、ゴルドベルガー、ロイツルの3選手は国内に残り調整。世界選手権メンバーはプレダゾ戦後に最終決定するとのこと。


Martin Höllwarth, Thomas Morgenstern, Martin Koch, Florian Liegl, Andreas Kofler, Roland Müller, Reinhard Schwarzenberger , Balthasar Schneider.