2005/02/25

世界選手権大会10日目

アホネン選手 メダル獲得数新記録
通算9個目(うち金-97,05個人 95,97,03団体)の世界選手権メダルはジャンプ史上新記録。

国境を越えて活躍するコーチたち
ケルンテン州出身のハインツ・クーティン氏は今シーズンからポーランドのヘッドコーチに就任した。オーストリアの旗でなくポーランドの旗を振ることに抵抗はないようだ。「全く問題ない。仕事は仕事だ。私はポーランドのために働けることを誇りに思っている。」今シーズンはオーストリアとザコパネでマリシュが優勝している。オーストリアの連盟とは報酬その他の条件で折り合わなかった。そしてポーランドからの誘いを受けた。シュテファン・ホルンガッハー氏も今シーズンからポーランドのジュニア・チームを指導している。フィンランド人でかつてオーストリアを率いてたレピステ氏はイタリア、コヨンコスキ氏はノルウェーを率いている。 スウェーデンチームを率いるユリアンティラ氏はフィンランド人、チェコチームを率いるバイツ氏はスロベニア人だ。更にドイツ。ジュバルツバルト出身のシュタイアート氏は12月からロシアチームを率いている。ハンナバルト、シュミットらを育てたノウハウをロシアでも生かすつもりだ。ロシアには才能ある若者が多くいる。ウラル地域からモスクワまで選手は集まってくる。「2ヶ月前には何もなかった。でも今ではラムサウでトレーニングをしているし、メダルについても話題に上るようになった。」地元の世界選手権で他国の選手の為に働くことに抵抗はないのか。「 素晴らしい世界選手権になって嬉しく思う。そしてロシアでの仕事は私にとって新しいチャンスだ。ドイツでは何よりプレッシャーが大きかった。24時間ずっとね。こんなのが正しいわけないよ。」 このシュタイアート氏の発言はオーストリアにも当てはまるのかもしれない

おまけ-このごろのハンナバルト選手
現在ハンナバルトはドイツの放送局のコメンテータとして世界選手権に参加している。彼が現役を続行するかどうかはまだオープンなままだ。結論を急ぐつもりはないようだ。「身体の調子を見てみたい。多分まだ時間がかかると思う。」と述べた。ドイツ・スキー連盟のPfüller氏は「もしハンナバルトが来年の五輪を目指すなら4月にはトレーニングを開始しなくてはならない。」ハンナバルトは何が何でも現役を続けたいと思っているわけではないようだ。「僕は道化師になりたくなんかない。そうなるくらいなら止める。僕はジャンプを愛している。でもジャンプは僕に何ももたらしてくれない。」ハンナバルトは”Burn our Syndrome”からは立ち直ったようだ。「僕は全く健康だよ。今は友人らと楽しく過ごしている。」とオリンピクチャンピオンは語った。