2005/02/22

世界選手権大会7日目

複合団体-シュテヒャー選手抜きで連覇を目指す
 世界選手権団体連覇をシュテヒャー抜きで目指すことになった。27歳のシュテヒャーは体調が良くならず出場を断念した。最後のスプリントに賭ける。クロメシェク・ヘッドコーチはシュテヒャーの代わりにクライナーをノミネートした。「決断は自分でした。まだ100%じゃないことを気づいていたから。今の体調だと5kmのクロカンで1分失ってしまう。デビッドのジャンプをみて充分安定していると思った。」シュテヒャーはクライナーと比べてジャンプでは勝っている点については触れなかった。シュテヒャーは昨日・今日の公式トレーニングで3位の記録を残している。ただ脚に力が入らないという。注射や点滴は何の助けにもならない。「今でも食事がちゃんと取れない 」と語った。
クロメシェク・ヘッドコーチはそれでも自信満々だ。「マリオにはすまないと思うけど、それでも自信はある。デビッドは素晴らしいファイターだ。私はこのメンバーに100%自信を持っている。」ライバルはドイツ、フィンランド、ノルウェーになる「長い間、待ち望んでいた日がやってくる。でも結果だけを追いかけるのではなく楽しみたい。そして他国の様子をみてみたい。」ゴットバルトは語った。フェルダー・コーチはシュテヒャーが出られないことを気にしているようだ。ジャンプの調子が上向きだったからだ。「でもビーラーとグルーバーはいつもトップジャンプをする。ゴットバルトもクロカンで盛り返せる範囲にまとめる。デビッドの調子も上がっている。
クロカンでは2.5kmのコースをそれぞれ2周する。ジャンプ後に作戦を立て出走順を決めるという。いずれにせよ最後はゴットバルトとドイツのアッカーマンの最終走者で争うことになるだろう。世界選手権2連覇のアッカーマンは「いずれにせよ、メダルはとりたい。」世界選手権2位のキルヒアイゼンは「全て順調に行けば金メダルがとれるはずだ。」と自信を見せた。

クライナー選手の復活!
4年前クライナーは世界ジュニアチャンピオンになり、ラハティ世界選手権団体銀メダルを獲得しワールドカップ総合でもトップ10に入った。複合界でキャリアを咲かせようよしたときに不運にあった。01年8月山で転落事故にあったのだ。脊椎を2本折り、内臓にも衝撃を受けた。しかし世界選手権シーズンに復帰し明日の団体メンバーにも選ばれた。彼はシュテヒャーの代わりであることをわかっている。「デビッドの復活は本当に感動的だ。」クロメシェク・ヘッドコーチは23歳のチロラーを褒めた。「彼は鉄の意思を持っている。また戻ってこようとした。」クライナーは事故の数ヵ月後にはまたトレーニングを開始していた。事故後、彼の競技に対する姿勢も変わった。「事故前はスポーツが人生の最優先だったんだ。でも今は他にもいろいろ大切なものがあるって思うようになった。」世界選手権に向けて調子も上がってきていた。直前のPragelatoでは6位に入っている。明日はクロカンが重要視される。それでもファイターであるクライナーはチームに貢献するであろう。

ジャンプ・ラージヒル公式練習
リーグル選手がオーストリア勢ではベストジャンプを見せたものの交代はなさそうだ。「ノーマルでの最初のトレーニングに比べて調子も上がってきた。」とビドヘルツルは自信を見せた。しかしビドヘルツルはまだジャンプに問題を抱えている。「まだ飛び出しの方向が安定しない。」と語った。

ノーマル団体が世界選手権から消える?!
オーストリア・チームはこのタイトルを守ることが出来なくなりそうだ。ノーマル団体が世界選手権から消える方向に向かっている。いずれにせよ07年の札幌、09年のリベレッツの2大会ではかつてのように、ノーマル個人、ラージ個人、ラージ団体の3種目になることが決定されている。オーストリアにはつらい決定だ。これまでノーマル団体が採用された3大会中2大会を制しているからだ。「私はノーマル団体は素晴らしいと思うけどね。でもノーマルの役目は小さくなってきている。それでも僅差になるのでチーム力を測るのに良い種目だと思う。」とインナウアー氏は語った。

ノーマル団体戦の写真
http://kurier.at/bilderdestages/900561.php